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3月17日 |
今回は東日本大震災のために、旅行をキャンセルしようかと思ったのだけれど、キャンセルしても旅行代金はまったく戻ってこない時期になってしまったので、旅行に行くことにした。
マレへの直行便は、ホンコン、コロンボ経由に変更されていた。乗務員を日本に滞在させないためのルート変更とのこと。原発事故で出国する外国人が多数いた。
成田空港から帰宅できない人も相当数いた。色々と気になることばかりだけれど、行くことに決めたので楽しんでこよう。
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ホンコンにて給油 | コロンボへ出発するまで、機内でダラダラ。 |
フルレホテルの部屋に着いたら、まずバスタブにお湯を張って、バタバタと入浴。4時起床なので、そのまま就寝。
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3月18日 |
わたしはモーニングコールに気付かなかったので、気付いたダンナが電話を止めて、起こしてくれた。あわただしく身支度をして、レストランで食事をする。
水上飛行機乗り場にて、搭乗手続きをし、しばらく待つ。朝焼けがきれいだった。
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朝焼けの水上飛行場 |
リゾートへ向けて出発。途中で他のリゾートに寄った。 |
途中で見えたリゾート。水上コテージメインのリゾートかな。 |
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眼下に広がるラグーン | 途中で立ち寄ったリゾートだったかな? | 客層からみると、高級そうなリゾートだった |
チェックインの手続きをし、部屋の用意ができてないとのことで、コーヒーショップでしばらく待つ。
マヤフシにはスズメがたくさんいるらしく、コーヒーショップの屋根裏で何羽もチュンチュンと鳴いていた。スズメがいるリゾートは初めてな気がする。
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わかりにくいけれど、真ん中の枝にスズメが留まっている。 | 巻貝の形をしたランプシェード | ラウンジ |
イタリア人がメインのリゾートなのでどんなところなのだろう?と思っていたが、案内の人(イタリア人女性)の英語がものすごい巻き舌でビックリ!
何度か聞き返さないとよくわからなかった。他の白人スタッフもイタリア人なので同じく巻き舌英語だった。
収納部がとても少ない。ドイツ系のリゾートだとクローゼットやチェスト、ドレッサーがどっしり置かれているのだけれど、ここは両側のベッドサイドにそれぞれ棚があるだけだった。
全身が映る鏡が合ったので、その前に椅子(?)を置いて、ドレッサー代わりにした。カーテンは、レースのカーテンが部屋の内側に来るように掛かっていた。
最近はこういうスタイルも時々目にする。洗面台とかはオシャレなんだけれど、身長156cmのわたしが使うと爪先立ちに。しょうがないけど…(笑)。
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前面がワイヤーアートの扉な棚。最初は扉を開けていたけど、そのうちに、ワイヤーの隙間に手を入れて、適当に取り出したり… |
冷蔵庫。棚と同じようなデザインの枠に入っている。 | ベッドのフレームもデザインされている。さすが、イタリア! |
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爪先立ちで使う、洗面台。ボウルが2個あると、やっぱり便利。 | 可動式シャワー |
固定式シャワー。こっちのほうが、トイレに遠くて床を濡らすのを気にしなくて良くて、便利だった。 |
ドライヤーは見た目はかっこいいのだけど、開口部が広いので、気をつけないと電熱線が髪に当たって、焦げる。シャワーは2箇所あって、お湯の量や温度は充分だった。
トイレもいつものハーフアウトバス・スタイル。トイレットペーパーホルダーが背後にあるので、トイレを使うときはトイレットペーパーをホルダーから外して、床において使った(笑)。
寝不足なので、昼食時間までお昼寝タイム。リゾートに着いてモルディブの海を見ていると、毎度のことだけど、本当にきれいだなぁと感動してしまう。
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今回は初めてのオールインクルーシブ・スタイルのリゾートなので、レストランの仕組みとかどうなってるのかと、ドキドキ。
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レストランの外観 | テーブル番号は55番 | レストランの中庭 |
テーブルは決まっているけれど、紅茶やコーヒーはドリンクバーみたいにお皿とカップの置いてあるところへ行って、紅茶だと自分でティーバッグを選んでお湯を注ぐ、
コーヒーだとコーヒーが入っているポットからカップに注ぐシステム。テーバッグはさすがに色んな種類があって、紅茶派のわたしは毎回色々と試してみた。どうも苦手なのはジンジャーティー。
ドロップオフまで行かないと、サンゴ礁がない。EXITの2〜3でクマノミポイントが多い。
リゾート内には、インコの小鳥小屋やスパがあった。スパは予約しておいたが、インド訛りの英語がわかりにくくて、適当に予約したら、後でちょっとしたアクシデントが…。
夕食時、イタリア人女性はみんなドレスアップしていた。
今まではドイツ人の多いリゾートだったので、ドレスアップしてる人は珍しかったけど、今回はヒールのあるミュールを履いてる人、きれいに髪をアップのしてる人、ゴージャスなネックレスをしてる人とかがいっぱいいた。
わたしは一応ワンピースを持ってきてはいたけど、アクセサリーは地味めなのしか持って来なかったので、ちょっと残念(笑)。
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3月19日 |
朝食の様子。セルフでジュースやソフトドリンク、紅茶、コーヒーを取りにいく。トースターは、どのリゾートもこのタイプが置いてある。
ジュースが入っているサーバーの中身は、夕食時にはワインに変わる。このサーバーのワインは飲み放題だけど、日頃あまりお酒は飲まないので、飲むのを忘れた(ノ∀`)
実は、来年もここへ行く予定なので、次回は忘れずに飲んでみよう!
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ドリンクバーの1つ(コーヒー、紅茶のドリンクバーは別にある) |
トースターやパン、たくさんのお皿が置いてある |
朝食のときに、薄茶色でロングヘアーのネコを発見。食後にレセプションでもネコに会う。
朝食後、インターネットを使わせてもらおうと思ってレセプションに行ったら、ウイルスチェック中で使えなかった。
帰り際に、スタッフの人とネコが散歩してたので着いて行ったら、もう一匹レストランであったのとそっくりなネコが出てきた。こっちはあまり人懐こくない感じだった。
レセプション前の木陰がネコたちのお気に入りの場所らしかった。エリヤドゥの薄茶ロングヘアーのネコと似た感じのネコだった。
最近はネコのいるリゾートしか行ってない感じ(笑)。
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砂州のあたりまで散歩して、部屋に帰る途中の小鳥小屋で、インコの世話をしているスタッフのおじさんを発見。
イタリア人女性が5人くらい集まって賑やかにしていたのでのぞいてみたら、スタッフの人が手乗りインコに育てたインコ数羽をゲストの女性たちの腕に乗せるサービスをしていた。
しばらく見ていたら、わたしの腕にも5羽インコを乗せてくれた。かわいい! でも5羽も乗ってるのに、ものすごく軽かった。
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午前中、スノーケリングをするが、波が大きくて早めに切り上げる。泳いでるのはわたしたち夫婦しかいなかったし。
予約した時間にスパへ行ったら、何やら手続きができてないふうにスタッフの人が言うので、何度か説明を聞いていたら、きれいな英語を話せるゲストのおじさんに支払い手続きを教えてもらう。
レセプションで事前に支払いチェックをして、その後、スパでマッサージとかをしてもらうシステムだった。
ここの土産物屋はいつも「CLOSED」で、開いていたためしがない。お店の隣に、ミシンや生地見本が置いてあって、パレオとかならオーダーできるみたいだった。
リゾートでミシンを見たのは初めてだった。写真の右側の、窓が並んでいるところが、土産物屋。
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3月20日 |
朝、青空に満月が見える。
昨日の波が収まって、モルディブらしいお天気に。魚影はものすごく濃い。アジやサバみたいな銀色の魚や、チョウチョウウオが多い。
5センチくらいの青い魚の大群クマノミポイントも多い。
ドロップオフで人が集まっているところは、大体珍しい魚がいる感じ。他のリゾートでよく見かける、パウダーブルーサージョンフィッシュは少ない。
ビーチではDSでゲームをしている人もいた。
午後、土産物屋がオープンしていた。お店をウロウロしていたら、お店の従業員のおじさんが
「日本人ですか? 日本は津波と原発事故で大変だね。でも、モルディブと日本は友だちだから、
モルディブ人は日本を応援していますよ」
と言ってくれて、とても嬉しかった。正直なところ、リゾートでは日本のことはあまり考えないようにしていたけど、どうしても思い出してしまうので、とても心強かった。
土産物屋をでて、ネコチェックでレセプションの前の植え込みに行ったら、ネコが一匹、木の下で気持ち良さそうに寝ていた。ふわふわのホワイトパウダーサンドと木陰のベッド。
昼にレストランに行ったら、入ったとたんにウェイターの一人が「いただきます」とあいさつしてくれた。
たぶん、「こんにちは」と間違えていたのでは? 一瞬の出来事で、キョトン。
ここのウェイターの制服は、ブルーのアロハと黒の巻きスカートで、今まで行ったことのあるドイツ人ゲストが多いリゾートとはだいぶ雰囲気が違ってた
(ドイツ系リゾートのウェイターは白シャツ黒ズボンだった)。マヤフシはイタリア人が多いからカジュアルな感じにしてるのかな?
午前よりも水が濁っている。20cmくらいのブルーの魚の群れが、1mくらいのグレーの魚(ロウニンアジ?)やサメに何度も追い込まれていた。
今まで見たことのない、肉食系のモルディブの海だった。
砂洲のあたりでスノーケリングしてみたが、白化したサンゴ礁に海藻が生えていた。
夕食後、明日のスノーケリングツアーを予約する。
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スタッフがカヌーを使って、ドーニから桟橋へ移動しているところ |
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マヤフシの夕焼け |
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3月21日 |
ドーニで、スノーケリングポイントへ移動。海に入る前に、スタッフの女性がイタリア訛りの英語で注意をしてくれた。
フィンとマスクをつけてスノーケリングができるか、ライフジャケットを使うか、と聞いてくれた(と思うw)。
今までのスノーケリングツアーのときは、梯子から海に入ったけれど、今回は船の乗降口から直接海に入るので、おっかなびっくりでドボンと海に入る。
天候は生憎の曇りだったので(マヤフシにいた間の唯一の曇りの日)、魚やサンゴ礁がくすんで見えにくかった。とにかく、一時間くらい、みんなでサンゴ礁をガンガンと泳ぐ。
2箇所でウミガメを一匹ずつ見る。最初の一匹は子ガメで、人間に囲まれて逃げていってしまった。ちょっと、かわいそうなことをしたかな…。
もう一匹はドロップオフで見かける。
最後にオニヒトデを一匹見つける。濃い紫色で目立つ。船に戻って、一息ついたら、帰りは船の屋上で、みんな好き好きに日向ぼっこをする。
ダンナは酔い止めの薬の副作用か、やたらと寒くて、泳ぐのが精一杯で魚を見る余裕がなかったと言っていた。
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スノーケリングポイントへドーニで移動 |
真ん中左あたりに小さくウミガメが写っている |
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ブッシュのように生える珊瑚 |
ブッシュのようなサンゴのアップ |
午後は、昼寝&読書。コーヒーショップでドリンクとオヤツを適当にピックアップして食べる。
コーヒー、紅茶、コーラ、ケーキや菓子パンなどは、オールインクルーシブなので、ほとんど料金を支払わないで食べられる。アイスクリームは有料だったかと…。
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リゾートの桟橋に直接、水上飛行機が着水できる | バー&コーヒーショップ(ビーチ側) | バー&コーヒーショップの中庭 |
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バー&コーヒーショップ(天井あり) | このカウンターで飲み物やオヤツを適当に頼める | バレーボールコート。誰も使っていなかった。 |
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卓球場 |
夕食は、ブッフェで列ができるほどゲストで込み合っていた。お誕生日の人がいて、家族の人やスタッフの人といっしょにバースディソングを歌っていた。
イタリア語のハッピバースディトゥーユーは生まれて初めて聞いた!
帰りがけ、ビーチでネコに会う。ネコも涼しいときに散歩するんでしょうね。ネコ分補給!
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3月22日 |
朝食後、ネコを探して毎度のようにレセプション前のビーチを歩いていたら、ネコの足跡発見!
わたしは一生懸命写真を撮っていたが、ちょっとはなれたところからそれを見ていたダンナはなんと、ネコのウン○を踏んでしまった!! 大当たり。
おそらく、レセプション前のビーチはネコのトイレかと…。あんなきれいなホワイトパウダーサンドがネコ砂とは、なんという贅沢!
ま、こんなことを考えるのは、ネコバカしかいませんがw
潮汐のことはあまり知らないのだけれど、春分の日あたりは大潮になるらしい。
昨日は波の下に隠れていたドロップオフ近くのサンゴ礁の頭が波の上に少し出ていて、そのあたりまでゲストの人たちが何人か歩いて行っていた。
干満の差が激しいときは、EXITから出入りしないと、サンゴ礁を傷つけてしまうので、大変。
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今日も飽きもせずにスノーケリングです。乾季のモルディブだけあって、透明度良し、魚も多し。マヤフシの海は、パウダーブルーサージョンフィッシュが少なかった。
今で行ったリゾートでは、お約束のようにこの魚の大群が、泳ぎまわっていたのだけれど、場所によって魚の種類が違うらしい。アジやサバのような地味目の色合いの魚が多い。
今回は、エイに出会わなかった。イカはいたけど。タコはアッと言う間に擬態するから、ぼんやりしてると見失います。タコは光学迷彩ができるんでしょうかw
昨日、スノーケリングツアーでガイドをしていた女性がマリンスポーツの受付にいて、カヤックの2人艇を借りる。
イタリア訛りの英語で、砂州のほうには行かないように、ドロップオフでは流れに気をつけてと注意してくれる(たぶんw)。カヤックはライジャケを着なければならない。
チンタラとダンナと二人で30分ほど漕いで、受付に戻る。
右寄りだ、左寄りだ、真っ直ぐ行かないとか色々言いながら、きれいな海のサンゴ礁や魚をカヤックの上から眺めるのはとても気持ち良いです。
カヤックを返して、ビーチでぼんやりしてたら、わたしたちの後に4、5艇は海に出ていた感じ。みんな楽しそうに、カヤックを漕いでいました。
やってみたいけど、誰かやらないかな、と待ってたのでしょうか? マヤフシはオールインクルーシブなので、カヤックの使用料も込みで、気楽でした。
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シーカヤックで海のお散歩 |
ラグーンのサンゴには海藻が着いていた |
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シーカヤックからの眺め |
シーカヤックからの眺め |
その後、ダンナはスノーケリングへ。私は砂州でのんびりとアオサギやアジサシを見ていた。なんと、アオサギが小魚を撮る瞬間を2回見られました!
アジサシも小魚を狙っていたので、アオサギは漁夫の利でしょうか。
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小鳥の足跡のようなものがビーチに残っていた | ふかふかのホワイトサンド。 いままでのリゾートの中で一番きめ細かい砂だった(砂洲にて) |
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砂州の風景 | 砂州の風景 |
夕方、チェックアウトのリストを見にレセプションへ行く。帰りに星が良く見えた。オリオン座、北斗七星、南十字星、天の川などなど、満天の星空です。
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チェックアウトのリスト |
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3月23日 |
朝食帰りにネコ二匹と会う。一匹にはすすっと逃げられたが、もう一匹は写真を撮らせてくれました。
部屋を出る時間 15:00(14:00)
チェックアウト 15:15(14:15)
出発 15:45(14:45)
マレ到着 16:30(15:30)
マヤフシ出発は30分遅れ。途中立ち寄ったムーフシから10名くらいの中国人らしき人たちが乗ってくる。
マレ出発 20:25
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フルレ空港の近く |
モルディブの首都マレ。どんどんビルが林立していく。 |
日本の震災に対するメッセージ |
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3月24日 |
コロンボ到着 1:05
コロンボ空港の免税店でお土産を幾つか買う。いつものように、チョコレートがメイン。
バンコク経由で・・・
成田到着 14:30頃
どうにか、日本へ帰り着く。が、震災直後だったので、近所のスーパーに食べ物とかがほとんどなくて、ビックリした。